福利厚生導入のメリットを活かすためのポイント

福利厚生導入のメリットを活かすためのポイント
福利厚生導入のメリット最大限を活かすためのポイント

福利厚生をこれまで以上に充実させようと導入を検討している企業が近年急増していることは、展示会への参加人数の増加からみても強く感じています!
昨今は働き方の多様化や人手不足の影響で、人材獲得の競争が激しく、定着にも工夫が欠かせない時代となっています。
そんな流れを改善するための福利厚生を「流行っているから」「コストが安いから」だけで選んでしまう企業が実は多く・・せっかく良いサービスを導入しても、効果が薄くなってしまい≪もったいない≫です!

企業の最優先の課題で最も挙げられる「採用力の強化」と「離職率の低下」を解決できる、福利厚生サービスの特徴やメリット・デメリット等を解説します!
今回は幅広いメニューを一括で扱えるパッケージ型と、食事補助・健康支援・育児支援・資格支援などの特化型にスポットを当てて、課題に合った選び方と運用ポイントをご紹介します♪
みなさまの福利厚生の悩みを一歩前進させ、『選ばれる会社づくり』に直結するようなヒントをお届けできれば幸いです!

企業課題から逆算する福利厚生選定の基本指針

企業課題から逆算する福利厚生選定の基本指針
企業の課題から逆算して見る!福利厚生選定の基本指針

人材確保の競争が激しい現代に、福利厚生を「流行しているから」「コストが安いから」「なんとなく」で決めてしまうと、採用や離職率低下など本当に解決したい課題に届かず、せっかく素晴らしいサービスを導入しても、投資が形骸化しやすくなってしまいます。
「・・・なんてもったいない!!」
そこで!今回は福利厚生サービス導入のキッカケにもなる、最優先テーマ「採用力の強化」と「離職率の低下」に注目してどんなサービスが自社の強みになるのかを整理していきましょう!

これらの問題は「人」に関わる課題となっているため、福利厚生の強化は候補者が“自分ごと化”できる具体的なアピールポイントとなります。
食事補助や健康支援、学習支援など日常との接点が多い施策は、入社後の働くイメージを鮮明にし、入社決定の後押しになります。

離職対策においては、「第3の所得」とも言われて重要視されつつある可処分所得やワークライフバランスの強化や、コミュニケーション機会を増やす仕組みが、負担感や孤立感の軽減に直結しています。
福利厚生の評価軸は主に以下の4つです
①利用率→導入率・月次アクティブ率・継続率
②公平性→拠点・職種・勤務形態間のバランス
③運用負荷→事務工数・告知の手間
④コスト構造→初期・固定・従量
この4つのバランスがとても重要となります。
小さく試して素早く学び、成果の出る施策から段階的に広げるアプローチは、企業にとっても無理なく効果を最大化するための近道となります。

費用感とメリット・注意点を徹底整理!実務視点がポイント

費用感とメリット・注意点を徹底整理!実務視点がポイント
費用、メリット・注意点を徹底解説!実務の視点がポイント♪

あらゆる福利厚生サービスに共通するメリットは、採用力強化、人材定着・企業エンゲージメントの向上、健康経営・生産性の向上、そしてステークホルダーへの人的資本のアピールです。
特に採用面では、面接の段階で「どのような福利厚生サービスに実際に利用できるか」を明瞭に伝えられるかどうかが、求職者の選択に大きく影響します。
離職面では、「日常で確実に使えて価値を感じられる」施策(昼食・健康・学習・相談)が生活の質を押し上げていると感じられ、辞める理由の上位にある「日常生活への影響」「評価と報酬の乖離」「人間関係の希薄さ」を緩和できます。

しかし、どんな素晴らしい制度でも導入しただけでは従業員は有効に活用することはできません。
まずは体験してもらうこと、定期的なアップデートなどの社内告知、そして利用データの見える化が必須となります。

継続するための管理も重要です。
費用としては初期費用の有無、月額固定と従量課金の組み合わせで構成されすので、1人あたり数百〜数千円/月の帯が多くなっています。
さらに、利用率の管理をしっかりと行うことで、例えば四半期ごとや契約期間ごとに「続ける/やめる/入替える」の判断ルール(利用率や現場へのアンケート結果など)を先に決めておくと本当に良いサービスだけを残すことができます。

昨今の福利厚生には幅広いメニューに対応できるサービスの『パッケージ型』と特定のサービスを手厚く利用できる『特化型』の2種類に分けられます。

≪パッケージ型≫のメリットは「広く」「簡単に」「公平に」従業員へ価値を届けられることです。
デメリットは「広く浅く」に陥りやすい点で、利用できる幅が広すぎて逆に分からない、選ぶことが難しいといった声が挙がりやすいため、しっかりと導線を用意しないと稼働が伸びません。
≪特化型≫の利点は「深く効く」ことです。
課題にピンポイントで刺さるので、導入効果の検証も比較的容易となります。
ただし、施策が偏ることもあるため、人によって使えたり使えなかったりする不公平感に注意が必要です。
サービスとの相性、柔軟な利用が可能かどうかのすり合わせをしっかり行ってから導入することで、納得感を保つことができます。

福利厚生サービスによって費用対効果を最大化するには、
パッケージで土台を整えつつ、優先課題(採用・離職)に直結する特化施策できめ細かなサポートを足すという『二段構え』が有効です♪

幅広メニューに強いパッケージ型活用術の運用設計

幅広メニューに強いパッケージ型活用術の運用設計
幅広いメニューに強い!パッケージ型の活用術と運用設計

パッケージ型は、一つの契約で余暇・学習・健康・相談など多彩なメニューを使える仕組みです。
スケールメリットを得たい中小企業、多様な従業員層を抱える企業、運用の手間を極小化したい企業、低コストで選択肢を揃えたい企業、リフレッシュ機会を厚くしたい企業に向いています。
採用面では、候補者が“自分に合う何かがある”と感じやすく、応募段階での離脱を抑えます。
定着面では、拠点や職種が異なっても公平に使える設計と、社内コミュニケーションのきっかけが増えることが魅力です。

費用運用は、固定+従量のハイブリッドが一般的です。
最低利用のしきい値や課金の刻み、対象外費用の扱いを事前に明確化しておくと導入後の利用がスムーズになります。
公平性の観点では、シフト勤務や在宅勤務でも等価に利用できる代替オプションを用意しておくことで、制度への信頼をさらに高めることができます。

課題別に深掘る特化型サービス戦略の実践手引き

課題別に深掘る特化型サービス戦略の実践手引き
課題別に深掘り!特化型サービス戦略の実践手引き

特化型は、食事補助・イベント/レクリエーション・育児サポート・業務サポート(資格支援)・財産形成・健康サポートといった幅広い分野で、それぞれに特化したサービスを手厚くできることが強みです。

食事補助は、日常の接点が多く、採用では「昼食の負担が軽い」「社内に健康的でおいしい選択肢がある」という具体的な魅力を提示できます。
ワークライフバランスのサポートを強化できるため、離職率低下にも直結したり、お昼休みの会話のきっかけが生まれてチーム力アップにも貢献します。
最近では在宅勤務者や出張者にも使える代替サービス(デジタルクーポン等)も並行して整えると公平感が保てます。

イベントやレクリエーションは、普段あまり接点のない部門間の交流のキッカケを増やし、会社への心理的な安心感やエンゲージメントを高めます。
費用は1回あたり/人あたりで設計し、参加率が偏らないように小規模・高頻度・多様テーマで回すことで、なるべく多くの従業員が積極的に参加できる環境が整うため、効果を持続させることができます。

育児サポートは、復職率と就労継続率の改善に大きく直結するため、採用広報でも強力な差別化の要素になります!
制度があっても周知されず使われないことも多いため、運用ガイドやQ&Aを用意することが企業全体で価値を高めるためには重要となります。

他にも業務サポート(資格支援・学習)は、中長期の品質・生産性を底上げ、健康サポートは、健診や二次受診・オンライン保健指導などを組み合わせることで、欠勤やプレゼンティーイズムの低減や医療費の抑制に効果を生み出すことができます。

これらの中でも複数の特化施策は相乗効果を得ることができます。
まずは毎日使える施策『食事補助』で手応えを作り、健康・学習へ展開する二段構えで採用・離職率低下にも結びつけるじことで企業の悩みにドンピシャな効果を生むことができます!

福利厚生の成果を定着させる運用と評価のポイント

福利厚生の成果を定着させる運用と評価のポイント
福利厚生サービスで成果を定着させるための運用方法と評価のポイント

福利厚生で成果を出す公式は実はシンプルです!
最初の一歩は小さな試行でいいんです。
お試しなどの活用で使い勝手と満足度を調査し、これだ!と思ったサービスを使ってみて利用率・求人応募数・在籍率を確認、そして採用・離職の傾向の効果を検証するといった無理のないサイクルを定着させましょう。
こうした検証と改善のサイクルを回し続けることで、福利厚生は≪選ばれる会社づくり≫を支える確かな強みになります。

福利厚生サービスの運用の成否は現場をいかに巻き込めるか、が左右します。
福利厚生担当者には『制度の伝道師』としての役割を担ってもらい、月例ミーティングでおすすめ制度を一言だけで良いので共有する、チーム目標に「福利厚生の活用」を一行入れるなど、小さな仕掛けを積み上げてみましょう!
制度は知らせて、使って、続けて、初めて文化になっていくのです♪

相原 陽菜

「社員が本当に嬉しいと感じる福利厚生ってなんだろう?」 そんな素朴な疑問から、福利厚生について深く知りたくなり、社員のエンゲージメント向上や職場の活性化につ...

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