福利厚生EXPOで見えた!「いま」の企業課題

福利厚生EXPOで見えた!「いま」の企業課題
福利厚生EXPOで発見!「いま」の企業課題

2025年11月19日(水)~21日(金)にインテックス大阪で開催された総務・人事・経理Weekの福利厚生EXPOにESキッチンとして【福利厚生EXPO】に出展してきました!
ESキッチンの食事補助を来場者のみなさまへご紹介のためにお話しするなかで、福利厚生はもはや「できればあった方がいいオプション」ではなく、企業経営のど真ん中に近づいていると強く感じました。

今回は、ブースにお越しくださった皆さまのリアルな声を振り返りながら、あらためて感じた福利厚生の重要性についてお伝えしていきます♪
現場で交わされた会話から見えてきた「いまの福利厚生の課題」と「これからのヒント」を整理してみたいと思います!

総務・人事・経理Weekで見えた福利厚生の「現在地」

総務・人事・経理Weekで見えた福利厚生の「現在地」
総務・人事・経理Weekで感じた福利厚生の「現在地」とは?

今回の総務・人事・経理Weekの福利厚生EXPOには、これまで以上に「情報収集が目的です」という方が多い印象でした。
ただ、これまでの情報収取と異なる点があって、ただパンフレットを集めるためだけでなく
「会社として何かやらなければならないのは分かっているけれど、一歩目が踏み出せていないんです」
と実際の社内の変化を目指して相談に来られる総務・人事の方が本当にたくさんいらっしゃいました。
ブースでお話を伺ってみると、多くの企業様がすでに採用や定着の課題を強く意識していて、その解決策として福利厚生を位置づけているものの、社内での導入条件や予算クリアのハードルが高く、検討が止まってしまっている状況という企業様が多い印象でした。

特に中小企業やクリニック、介護・医療系では、「福利厚生を充実させたい気持ちはあるけれど、どこから手をつけて良いのか分からない」という声が目立ちました。
人数やエリアの制限があったり、夜勤などの就業形態が変則的な環境では平等ですべての従業員さんの利用率が確保できる福利厚生の導入が難しいという意見が多く聞こえてきました。
展示会にはこのような課題やお悩みを持つ企業様が数多く集まっているため、
「自社と同じ規模の会社がどんな福利厚生を導入しているのかを知りたい!」
「他社の事例を聞いて社内を説得する材料にしたい!」
といった前向きでアンテナの高い情報収集の姿勢がとても強く感じられました♪

【福利厚生EXPO】は単に新しいサービスを見つける場所ではなく、これからの方向性を探る「学びの場」としても機能しているのだと実感することができました。

展示会ブースで聞いたリアルな<悩み>と<本音>とは?

展示会ブースで聞いたリアルな<悩み>と<本音>とは?
展示会で聞こえてきたリアルな<悩み>や<本音>とは?

ブースでお話するなかで印象的だったのは、「何かやりたいとは思っているんです」と前置きをしてから、社内での現状を話してくださる方が多かったことです。
ある地方の製造業の人事担当者の方は、
「求人票に書ける福利厚生が少なく、求人担当者と『応募を増やすためにも、他社と比べて魅力的な特徴が欲しいですね』と話し合う機会が増えました」
と打ち明けてくださいました。

それでも、すぐに新しい制度を導入できない理由として挙がるのが、やはり≪コスト≫の問題です。
「社長も福利厚生の必要性自体は理解してくれているのですが、数字の話になるとどうしても慎重になってしまって…」
という言葉は、多くの担当者の方から聞こえてきたご意見でした。

他にも数十名のスタッフさんが働くクリニックの事務長さんは、
「スタッフの年齢もライフスタイルもバラバラなので、誰にとっても不公平感のない福利厚生を選ぶのが難しいんです」と、具体的な悩みを話してくださいました。
若いスタッフからはランチ補助や学びの支援のニーズが強く、一方で子育て世代からは時短勤務や休暇制度などの要望が増えているとのことでした。

限られた予算のなかで、こうした多様なニーズにどう応えるのか。
まさに、現場の担当者が日々頭を悩ませている【リアル】が、ブースでの会話からたくさん浮かび上がってきました。
だからこそ、来場されている方の多くが
「今日は具体的なサービスを決めに来たというより、まずは情報を整理して社内に持ち帰る材料がほしいんです」
というお声になったのだと思いました。

福利厚生は贅沢ではなく企業経営の大切な土台です!

福利厚生は贅沢ではなく企業経営の大切な土台です!
福利厚生は贅沢ではなくこれからは企業経営の大切な土台となる!

展示会場で交わされた会話と、最近公表されている各種調査結果を合わせてみると、福利厚生はもはや「余裕がある企業だけが取り組む贅沢な施策」ではないことがよく分かります。
帝国データバンクの調査では、法定外の福利厚生について「今後充実させる予定がある」と回答した企業が約半数に上ったと報告されています。

また、総務担当者を対象とした別の調査では、福利厚生を導入する目的として「離職率の低下」を挙げた企業が7割以上!「採用力の向上」と答えた企業も半数を超えていて、福利厚生が人材戦略と直結したテーマになっていることがうかがえますよね。

さらに、近年では就活生側の意識も大きく変化しています。

新卒採用に関する最新のアンケートでは、大手企業の選考に参加する決め手として「福利厚生が手厚いこと」を重視する学生がなんと5割を超え、給与や仕事内容と同じくらい福利厚生を重視しているという結果も出ています。

こうしたデータを踏まえてみると、福利厚生は単なる「社員へのご褒美」ではなく、採用力と定着率を左右する経営上の投資項目だと言えますね。
特に、深刻な人手不足や採用難が続く業界では、福利厚生の充実度そのものが会社を選んでもらえるかどうかの分かれ目になりつつあります。
実際に展示会の会場でも、
「福利厚生の強化が採用競争に影響してきていると感じる」
「定着が悪くなってきているので、コストばかり増えてしまう」
という人材についての切実なお悩みが多く聞こえてきました。

裏を返してみると、福利厚生を「経費」として削ると捉えるのではなく、「土台」として整えていくことが、長期的には採用コストや教育コストを抑える近道になり得るということではないでしょうか?!

≪採用≫と≪定着≫の視点で見直す福利厚生の優先順位を知る

≪採用≫と≪定着≫の視点で見直す福利厚生の優先順位を知る
採用と定着の視点で見直す!福利厚生の優先順位を現場から知る

人手不足の時代に採用と定着の観点から福利厚生の優先順位を考えるときに大切なことは
「どれだけの人が、どれくらいの頻度で、どんな場面でその制度を使うか」という視点になってきます。
展示会でお会いした多くの担当者の方の中には、
「別の福利厚生サービスを導入した時に、利用率が低くなったり、効果が見えづらかったことがある」
といった悩みを抱えている企業様もいらっしゃいました。
こういったお声をきいていると、一見魅力的に見えるサービスでも、利用者が限られてしまう限定的なものや高額な制度だけをそろえるより、日々の生活や働き方に密着した、「使いやすい福利厚生を」一つでも増やすことが、エンゲージメント向上には有効なんだなと改めて感じました。

例えば、日常的に活用できる食事補助や社食、健康支援、学びのサポート、休暇制度などは、仕事の時間そのものを支える役割を果たします。
応募者は求人票に書かれた条件だけでなく、「自分が入社したら、この福利厚生がどのくらい仕事やプライベートに影響するのだろう」という具体的なイメージを持って企業を見ているのだと思います。
そういった視点でも、分かりやすく使いやすい福利厚生が求められて、ニーズが高まっている理由のひとつになっているのが見えてきました。

定着の場面でも同じで、日々の小さな「ありがとう」を積み重ねてくれる福利厚生は、職場への愛着や安心感につながりやすくなります。
だからこそ、限られた予算のなかでも、まずは社員さん一人ひとりの生活リズムや職場環境に直結する施策から優先的に整えていくことが大切なんだなと思いました。

これからの福利厚生に求められる一歩目の視点!

これからの福利厚生に求められる一歩目の視点!
未来の福利厚生に求められる一歩目の視点はここから!

今回の福利厚生EXPOを通じて強く感じたのは、福利厚生を「贅沢なプラスアルファ」と捉える時代から、「経営の基盤として整えていく」時代へと明確にシフトしているということでした。
一方で、その重要性は分かっていても、社内の条件クリアや予算、制度づくりの難しさから、最初の一歩を踏み出せずにいる企業も少なくありません。

そんなときには、「完璧なプランを一度に作る」ことを目指すのではなく、「自社の社員がいま何に困っているのか」「どんな瞬間に『この会社で働いていて良かった』と感じてほしいのか」を起点に、小さくても具体的な施策から始めることが大切だと感じました。

展示会の会場で交わされたたくさんの会話は、そうした一歩目を考えるためのヒントであふれていました。
ランチタイムの悩み、健康への不安、学びの機会、休暇の取りやすさ、コミュニケーションの場づくり。
企業ごとに優先順位は違っていても、「社員の毎日を少し良くするために何ができるか」という問いは共通しています。

当ブログでは、これからも情報発信を通じて、現場の皆さまと一緒に「本当にあって良かったと思える福利厚生」の形を探していきたいと思います!

福利厚生の見直しや新しい制度づくりに取り組まれる際には、ぜひ現場の声に耳を傾けながら、自社らしい一歩を描いてみてくださいね♪

はじめの一歩に最適!
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次回の展示会はコチラ!
2026/2/25(水)~27(金) ポートメッセなごや
福利厚生以外にも、健康経営やHR、総務サービスなど9つの専門展示が盛りだくさんです!
是非、会場でお会いしましょう★
https://www.office-expo.jp/hub/ja-jp.html

相原 陽菜

「社員が本当に嬉しいと感じる福利厚生ってなんだろう?」 そんな素朴な疑問から、福利厚生について深く知りたくなり、社員のエンゲージメント向上や職場の活性化につ...

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